労働者派遣事業(派40-300865)/有料職業紹介事業(40-ユ-300805)
皆さん、こんにちわ(^◇^)
毎日暑い日が続きますね。しっかりとスタミナを付けて夏を乗り切りましょう!
さて昨今、ご承知の通り、企業の人手不足は深刻化しています。
今、企業ではリファラル採用が注目されている様です。
リファラル(referral)とは紹介・推薦という意味で、自社で働く人のネットワークを活用して行う採用手法のことです。
自社の社員から、友人や知人の紹介・推薦を募り、選考を行います。
社員の紹介による採用手法は以前から存在していましたが、採用競争の激化に伴い、企業はさまざまな手段を使って
求職者にアプローチする必要に迫られています。
また、人が採れない状況下、離職防止や定着も人事課題となっており、採用時のマッチングが重要になっていることもあげられます。
そういったところから、改めてリファラル採用が見直されている様です。
<リファラル採用のメリット>
・採用コストの削減
社員の人脈を活用するため、求人媒体や紹介会社の利用に比べてコストが抑えられます。
・定着を図りやすい
社員からの紹介のため、事前に適性やスキルを把握しやすく、また、紹介者を通して会社の雰囲気や文化、
特徴などを伝えやすいので定着につなげられます
最初から知り合いがいるため、職場環境への適応も比較的スムーズにいきます。
・潜在層に会える
転職を考えていない潜在層(転職サイトやエージェントに登録していない人材、就業中で採用市場に出てこない人材)にも幅広くアプローチ出来ます。
リファラル採用には、以上の様なメリットが考えられます。「採用コストの削減」や「離職率を抑えること」には、特に効果的と思われます。
<リファラル採用の留意点>
・求める人物像を周知
会社が求めるスキルや入社後に予定しているポジションなどについて社内に周知し、求める人物像を正確に理解してもらう必要があります。
スキルが不足していたり、候補者の希望に適っていなければ、紹介者と候補者の双方に不愉快な思いをさせてしまうことになります。
・紹介者と候補者への気配り
不採用だった場合、紹介者と候補者双方への伝え方には配慮が必要です。
また、紹介者が退職する場合、紹介された側の社員のモチベーションが低下してしまう可能性があります。
・自社を見直す
リファラル採用は、社員が自分の友人や知人に声をかけるため、紹介したいと思ってもらえる職場づくりが大切です。
導入前に「自社の社員たちは職場や仕事に満足しているか」を確認する必要があります。
リファラル採用は企業の規模や知名度に関係なく、仕事にやりがいを感じられ、働きやすい環境であれば取り入れることが出来ます。
成功の可否は、今働いている社員が自社の社風や職場の雰囲気・人間関係について、どう思っているかが重要です。
もし周りの人に紹介したいと思わない職場環境であるならば、まず取り組むべきは、環境整備や社員教育が必要となります。
会社は人の集まりです。社内の人間関係が良好で、社員同士がお互いに一緒に働いていきたいと思えなければ、第三者に紹介しようとは考えないでしょう。
ちなみに、私ども派遣会社は、派遣先様が職場環境となりますので、そこの整備には力が及びませんが、
紹介者への報酬制度(紹介料)を設け、リファラル採用を推進しています(*^。^*)