労働者派遣事業(派40-300865)/有料職業紹介事業(40-ユ-300805)
皆さんこんにちは!
福岡も梅雨明けし、いよいよ夏到来です。
これから毎日暑い日が続きますね(;一_一)
さて今回は、「人生100年時代」について考えてみましょう。
金融庁のワーキンググループの報告書によると、2015年時点で60歳を迎えた方の各年齢まで生存する割合は以下の通りです。
80歳 78.1%
85歳 64.9%
90歳 46.4%
95歳 25.3%
100歳 8.8%
2015年時点で60歳の方のうち、4人に1人が95歳まで生きるという試算になっています。
「人生100年時代」は遠い未来の話ではなく、もうすでにほぼ到来している様ですね。
今回の年金不足問題は、給与所得者世帯で仮に、夫婦(夫65歳 妻60歳)の収入を21万と仮定した場合、
老後の必要な支出を26万と試算しており、毎月5万不足なので、その後30年生きるとした場合は1800万不足するということです。
さらに、ゆとりある老後を送るにはそれにプラス12万は必要とも言われています。
そうすると毎月の不足額は17万となり、17万x12カ月x30年=6120万の不足ということです。
状況は人により様々です。一概にすべての人にというわけではありませんが、いずれにしても年金だけでは平穏な老後生活を
送れないことは、間違いない様ですね(;一_一)
こう考えると、70歳までの継続雇用の引き上げは、近い将来法制化されることと思います。
そうした場合、受け入れる企業としても、高齢労働者の働き方を考えざる得ない状況となり、
高齢者でも働ける環境を整える必要が出てきます。企業にとっては中々大変なことですね。
こんな年金の話を聞くと、「アリとキリギリス」の話を思い浮かべます。
自分が何歳まで生きるかを想定して、ざっくりでも人生設計を考え、収入と費用を算出し、
ある程度把握した上で、今を生きる…そんな時代なんですね。